抗炎症作用などの特徴を持つグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)【皮膚科医監修】

化粧品に含まれるグリチルリチン酸2Kとは

ニキビ治療で効能が期待されるグリチルリチン酸ジカリウム成分は炎症を鎮めるなどの特徴がある。

甘草の根や茎から抽出生成された成分を「グリチルリチン酸2K」といいます。グリチルリチン酸ジカリウムや、グリチルリチン酸ニカリウムなどと表記されることがありますがいずれも同じ成分のこと。この成分の特徴は、非常に高い抗炎症作用と抗アレルギー作用をもつことです。ニキビ治療など、皮膚科でも用いられている成分で、化粧品などにも含まれるようになりました。 非常に強い抗炎症作用があるため「グリチルリチン酸2kは安全なのか」と時々噂されることもありますが、薬事法で配合量が規制されているため、信頼できるブランドであれば問題ありません。摂取量1日40mgで偽アルドステロン症を発症する可能性があるといわれていますが、『粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流さないもの』の場合は0.5%までの配合が認められています。しかしほとんどの化粧品の場合0.1%までの配合で、化粧品を使用して肌に悪影響が出ることは限りなくゼロだといえるでしょう。

グリチルリチン酸2Kが化粧品として優れている特徴

敏感肌用の化粧品によく配合されているグリチルリチン酸2Kですが、どのような点が特に支持を集めているポイントなのでしょうか。化粧品として優れている特徴を3つピックアップしてご紹介します。

荒れがちなお肌の
炎症を抑える

グリチルリチン酸2Kの一番の特徴といえば、抗炎症作用がある点でしょう。皮膚科でも使用されるほどの作用を持ち合せているため、お肌が荒れがちな敏感肌の方に支持されています。

アレルギー肌への
効果にも期待!

抗炎症作用があることに加え、抗アレルギー作用にも期待できるのがグリチルリチン酸2K。化粧品を使用する前には必ずパッチテストは行いましょう。

ニキビができにくい肌に

ニキビの炎症を抑えてくれるのもグリチルリチン酸2Kの特徴。つぶれてしまったニキビのほか、これからできてしまうニキビの予防にもなります。石けんなどにもよく利用されています。

お肌のトラブルや症状、肌質別スキンケア方法

乾燥肌、敏感肌、オイリー肌 お肌のタイプ別スキンケア方法
  • 乾燥性敏感肌にはグリチルリチン酸2K配合化粧品がおすすめ!抗炎症作用で肌の改善が期待できます

    乾燥肌

    乾燥によりお肌の水分が不足し、角層が乱れ、炎症が起こりやすい状態になっている乾燥肌さんにおすすめしたいのが「グリチルリチン酸2K」。優れた抗炎症作用があるので、炎症を起こしやすい状態の改善が期待できます。
    特に乾燥性敏感肌さんは「グリチルリチン酸2K」配合の化粧品を選ぶことをおすすめします。乾燥肌対策についての詳細は『乾燥肌対策徹底レポ!本当に効果のあるケア方法とは?』をご覧ください。

  • 化粧品に含まれるグリチルリチン酸2Kは皮膚科で使用されている植物由来成分だから安全性は高い!

    敏感肌

    「グリチルリチン酸2K」にはお肌の炎症を抑えてくれる優れた抗炎症効果があります。お肌の表面が荒れがちで炎症を起こしやすい状態になっている敏感肌さんには特におすすめしたい成分です。また、皮膚科で処方する治療薬や漢方でも使用されている植物由来の成分なので敏感肌の方でも安心して使用できるでしょう。敏感肌対策についての詳細は『敏感肌対策徹底レポ!本当に効果のあるケア方法とは?』をご覧ください。

  • オイリー肌かつニキビに悩む方には肌の炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウム配合化粧品がおすすめ

    オイリー肌

    「グリチルリチン酸2K」はニキビに対して、炎症を抑えながら痛みを緩和してくれるという効果があります。ニキビの治療薬にも配合されている成分なので、ニキビに悩む方のための洗顔石けんなどにもよく使われています。オイリー肌で、なおかつニキビができやすい方はグリチルリチン酸2Kが配合されている化粧品や洗顔などを使用してみると炎症が起こりにくくなるでしょう。オイリー肌対策についての詳細は『オイリー肌対策徹底レポ!本当に効果のあるケア方法は?』をご覧ください。

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グリチルリチン酸2K成分の働きと肌への効果

グリチルリチン酸ジカリウム成分は敏感肌や乾燥肌はもちろん、ニキビの炎症を抑えるなど予防効果も期待。

グリチルリチン酸2Kという成分は、グリチルリチン酸ジカリウムやグリチルリチン酸ニカリウムとも表記されている成分で、消炎効果や解毒作用、抗アレルギー作用などの効果があります。 化粧品に含まれているのは皮膚科で使用されている成分と比較すると大変少量ですが、お肌が荒れがちな敏感肌の炎症を予防するには最適。乾燥しがちな方、環境の変化や温度や湿度などからすぐにお肌が荒れてしまう方に向いています。 ニキビに対しても効果的で、炎症を抑えながら痛みを緩和していることに期待できるでしょう。

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この講座を監修した皮膚科医ドクター

秋葉原スキンクリニック 堀内祐紀先生

秋葉原スキンクリニック
堀内 祐紀 先生

東京女子医科大学医学部を卒業された後、東京女子医科大学皮膚科学教室に入局。その後、都内皮膚科・美容クリニックの勤務を経て秋葉原スキンクリニックを開院。現在は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医であり、日本脱毛医学会の理事に就任されています。
日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会・日本レーザー医学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会・日本香粧品学会に所属。Allergan Medical Institute Japan Trainer(アラガン認定トレーナー)であり、Aケア協会アドバイザーとしてご活躍されています。

公式ホームページhttps://www.akihabara-skin.com/clinic/dr/#doc1

敏感肌化粧品によく配合されている「グリチルリチン酸2K」について、特徴と効果を皮膚科ドクター監修のもと解説します。本当に抗炎症作用や抗エネルギー作用はあるのでしょうか?化粧品選びにお役立てください。